Hirayama Ikuo in Silkroad

平山郁夫と大いなるシルクロード

Hirayama Ikuo in Silkroad

平山郁夫画伯とシルクロード

1966年,現在のトルコ共和国の地に入り,ビザンチン時代の石窟教会に残る壁画を模写。シルクロード関係国に足を踏み入れた最初であった。同年,消失した法隆寺金堂壁画の再現模写のメンバーに選ばれたことをきっかけに,その源流といわれるアフガニスタンのバーミヤン石窟寺の壁画を訪問・取材。以後,中国,中央アジア,西アジア諸国に取材し,シルクロードとの関わりは益々深く強くなっていった。

「私がシルクロードを歩くようになったのは,日本文化の始まりである仏教伝来の道をたどることが目的」だったという平山画伯は,「仏教伝来」をはじめ,「玄奘三蔵への道」「アレクサンダーの道」シリーズなど,シルクロードと関わりの深い作品を数多く残している。

平山郁夫の主な作品

平山郁夫シルクロード取材年譜

1966年
6月~10月
トルコ・カッパドキア等の遺跡
1968年
7月~8月
アフガニスタン ・ 中央アジア(タシケント・サマルカンド)
1969年
12月~1970年1月
インド・スリランカ・カンボジアの仏跡
1970年
12月~1971年1月
イラン・イラク
1971年
11月
韓国・百済の武寧王(ぶねいおう)陵発掘品を見学
12月~1972年1月
レバノン・ヨルダン・シリア・イラク
1973年
5月~6月
アフガニスタン・カーブル、 トルコ・イスタンブール
7月~8月
イタリア・アッシジ
9月
1974年
アフガニスタン・パキスタン
12月
インド各地の仏跡
1975年
6月
中国・北京、大同、上海、西安
7月
中国
1977年
4月
トルコ,中国・北京,チベット
1978年
8月~9月
中国・新彊ウイグル自治区
1979年
3月
ギリシア・アテネ
9月
中国・敦煌莫高窟(とんこうばっこうくつ)
12月
パキスタン
1980年
12月~'81年1月
インド
1981年
7月
インド・ラダック地方,カシュミール
9月
中国・新疆ウイグル自治区
12月~'82年1月
ヒマラヤ
1982年
3月
中国・雲崗(うんこう)石窟,龍門石窟など
7月
パキスタン,カラコルム・ハイウェイ
12月~'83年1月
ラダック地方,カシュミール
1983年
7月
ラダック地方,カシュミール
9月
中国・敦煌莫高窟
12月~'84年1月
中国
1984年
9月
中国
3月
インドネシア・ジャワ
1985年
3月
インド・ラジャスタン
9月
中国・敦煌莫高窟
1986年
9月
中国・タクラマカン砂漠,楼蘭(ろうらん)遺跡
12月
インド各地の仏跡
1987年
2月
タイ,シンガポール
9月
中国・敦煌莫高窟
1988年
9月
中国・敦煌莫高窟,河西回廊
12月
インド
1989年
9月
デンマーク,オランダ,ベルギー,西ドイツ,フランス
11月
中国・新彊ウイグル自治区,楼蘭遺跡
1990年
9月
モスクワ
12月~'91年1月
インドネシア・ボロブドール遺跡
1991年
4月
カンボジア・アンコール遺跡
1993年
3月~4月
ポーランド,ロシア
12月~'94年1月
エジプト,バーレーン
1994年
8月
敦煌
11月
カンボジア・アンコール遺跡
1995年
1月
中国・南京
3月
イスラエル
1996年
6月
中国・北京,洛陽,西安,敦煌
1997年
1月
中国
2月
インド南部
6月
中国・青海省,寧夏回族(ねいかかいぞく)自治区など
10月
北朝鮮・高句麗古墳の学術調査
1998年
5月
中国・北京,西安,内蒙古自治区
9月
ウズベキスタン
2001年
12月
インド
2002年
4月
中国・北京,北朝鮮・平壌
平山郁夫シルクロード取材年譜

平山 郁夫 HIRAYAMA IKUO

昭和5年(1930)6月15日,広島県に生まれる。
東京美術学校(現:東京芸術大学)日本画科卒業。
東京芸術大学美術学部教授・学部長・学長を歴任
ユネスコ親善大使を務める一方で,創作活動に従事

平山郁夫の主な作品

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