美術館からのお知らせMuseum News & Topics

9/14~12/27)開館20周年記念Ⅱ「中央アジアの染織と文化」展 開催中!

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古来より絹製品や様々な文物や技術、そして人々が西から東へ、また東から西へと行き交ったシルクロード。なかでもユーラシア大陸の中心に位置するウズベキスタンは、古来ソグドと呼ばれ、シルクロード交易の要衝の地として、絹織物など優れた工芸品が数多く生み出されてきました。当館では、この秋、開館20周年記念展の第2弾として、「中央アジア」に焦点を当て、当館が所蔵するウズベキスタンの染織品や工芸品などを中心に展示し、あわせて平山郁夫が中央アジアで見た風景や人々をとらえた絵画やスケッチをご紹介いたします。
さらに1階展示室5では、9月14日から10月14日まで、中央アジアを舞台にした森薫の人気漫画「乙嫁語り」の原画を展示する「大乙嫁語り展」を同時開催いたします。9月28-29日には、恒例のワイン&クラフトフェスタ(第10回)も開催いたします。
この秋は、八ヶ岳南麓で中央アジアを体感してみませんか? なお、展示室5における「大乙嫁語り展」の会期は10月14日までとなり、10月15,16日は展示替えのため臨時休館となります。10月17日以降、展示室5は、中央アジアの歴史と文化を紹介する展示になります。

展覧会名:開館20周年記念Ⅱ「中央アジアの染織と文化」

会 期 :2024年9月14日(土)〜12月27日(金)
※休館日:会期中無休、展示替えのため10月15日(火)、16日(木)は臨時休館。

主 催:公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館
後 援:山梨県、山梨県教育委員会、北杜市、北杜市教育委員会、朝日新聞甲府総局、
山梨日日新聞・山梨放送、読売新聞甲府支局、信濃毎日新聞社、八ヶ岳ジャ
ーナル、テレビ山梨、エフエム富士、エフエム八ヶ岳(現在、申請準備中)
会 場:平山郁夫シルクロード美術館

写真:《掛布(スザニ)》 20世紀初め、ブハラ、刺繍・絹、228.0×154.0㎝

release 2024.10.04

9/14~10/14)『大乙嫁語り展』開催中!

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19世紀半ば、中央アジアを旅するイギリス人旅行者スミスが各地で出会った”乙嫁”(美しいお嫁さん)たちを描いた漫画「乙嫁語り」。『大乙嫁語り展』では、森薫先生直筆のカラー、モノクロ原稿を中心に100点以上のボリュームで展示し、迫力の生原画を通して、壮大な乙嫁の世界をじっくりとお楽しみいただけます。森薫先生の肉筆イラストを通じて、スミス一行や、アミルら乙嫁たちの軌跡と中央アジアの空気を、ぜひ会場でご体感ください。

 

======================開催情報=================================

展覧会名:大乙嫁語り展
会期:2024年9月14日(土)~10月14日(月・祝) 10:00~17:00(最終入場16:30)
休館日:会期中無休
会場:平山郁夫シルクロード美術館(展示室5)
主催:公益財団法人平山郁夫シルクロード美術館、共同印刷株式会社
漫画家:森薫 協力:青騎士編集部
企画制作・協力:株式会社KADOKAWA
入場料:一般800円、学生400円、限定グッズ付入場券2,300円
※障がい者手帳・被爆者手帳提示で無料(介護者の方は1名様まで400円)
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release 2024.10.03

10/19及び11/16)ギャラリートーク開催!

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現在開催中の企画展「中央アジアの染織と文化」展に関連し、下記日程にて担当学芸員によるギャラリートークを開催します。

・参加費:無料(ただし入館券が必要となります。

・日程:①10月19日(土)、②11月16日(土) 計2回開催

・時間:各回14時~

・場所:展示室2にお集まりください。

(写真はイメージです)

release 2024.10.02

10/26)講演会「中央アジアのキリスト教会とワイン工房」開催!

2024講演会(山内先生)HP

現在開催中の展覧会「中央アジアの染織と文化」展に関連し、中央アジアの古代都市や当時の人々の生活を紹介する講演会を開催します。

中央アジア、キルギス共和国北部に位置するアク・ベシム遺跡は、かつてスイヤブと呼ばれた都市遺跡です。5世紀頃に西方から進出してきたシルクロードの交易の民であるソグド人によって建設された都市と考えられており、6世紀から11世紀にかけてはシルクロードの国際交易都市として繁栄しました。このスイヤブは、7世紀後半に中国の唐が砕葉鎮城という軍事拠点を建設したことでも知られています。シルクロードの交易都市であるスイヤブでは、これまで仏教寺院や東方キリスト教教会、ゾロアスター教徒の墓が見つかっており、さまざまな民族や宗教が共生していた場所でもありました。

山内先生達は、2022年からこのスイヤブにある東方キリスト教の教会址で本格的な発掘調査を開始しました。この教会址では、かつての調査でワイン醸造の工房も見つかっています。講演では、ワイン工房、そして新発見も含め、これまでの発掘調査の成果をご紹介いたします。

◆題目:中央アジアのキリスト教会とワイン工房
◆日時:10月26日(土) 13時30分~14時30分
◆講師:山内和也(帝京大学教授、帝京大学文化財研究所長)
◆会場:美術館2階 展示室6
◆先着100名
◆聴講無料(ただし入館券が必要です)

 

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山内和也
帝京大学文化財研究所教授・所長
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一九六一年福島県生まれ。一九八四年早稲田大学第一文学卒業。一九八八年早稲田大学大学院文学研究科修了。一九九二年テヘラン大学人文学部大学院(古代イラン文化・言語学科)修了。平山郁夫シルクロード研究所研究員、東京文化財研究所地域環境研究室長を経て、二〇一六年より帝京大学文化財研究所教授。二〇二二年四月より同研究所長。専門はシルクロードの考古学、歴史、文化。
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release 2024.10.01

10/1~)「北杜市くらし応援商品券」のご利用について

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当館では、北杜市が発行する「北杜市くらし応援商品券」の、「全店共通券」・「地元券」の両方がご利用いただけます。また、下記の特別割引をご利用いただけます。ぜひご利用ください。

《特別割引》
①入館料:1,200円 ⇒ 1,000円(1,000円券×1枚)

・使用期間:令和6年10月1日(火)~12月31日(火) ※当館は12/28から冬季休館
・上記特別割引以外に、全ての販売品でご利用いただけます。
ただし、おつり銭が出せませんのでご了承ください。

release 2024.09.13

追悼 平山郁夫特別展示 「平山郁夫 最期の風景」

展示室5にて継続展示中!

平山郁夫

現代日本画壇を代表する画家であり、財団法人平山郁夫シルクロード美術館理事長であった平山郁夫は、平成21年12月2日、永眠いたしました。享年79歳でした。
当美術館では故人を偲び、最期の生命の波動を伝える一室を継続して設けます。平山郁夫は病室とアトリエを往復する生活の中で、死の直前まで懸命に制作に取り組んでおりました。
次回の春の院展の準備として病室で描いた窓越しのスケッチ、 アトリエに残された下図、日常の画材などを展示し、平山郁夫の最期の時間と風景を皆様にお伝えしたいと思います。

これまでのお知らせ

外観

中央高速道路「小淵沢」インターより約10分 JR小海線「甲斐小泉」駅前すぐ JR中央線「小淵沢」駅より車で10分。

・開館時間
10:00~17:00(入館16:30まで)
・休館日
展示替え期間、年末、冬季(1月中旬~3月中旬)。詳しい日程はお問い合わせ下さい。